【初心者向け】体重をかけて打つってどういうこと?

テニス

皆さんこんにちは。YUKIの飼い主です。

今日もコーチのアドバイス解説シリーズということで、
「体重をかけて打つ」というアドバイスについて解説させていただきます。

体重をかける?

ボールに体重をかけるってどういうこと?って思いますよね。

別にボールの上に立つわけでもないのに、体重をかけるって・・・。

はたまたラケットの上に立つわけでもありません。←たまに張りたてのガットを緩めるためにラケットの上に立つ人もいますが

コーチは皆さんに「重い」ボールを打ってもらいたくて、「体重をかけて!」とアドバイスしています。

でもこの言葉と実際に意図している動きはイメージが合致しないと思います。

体重をかけるから重いボール?

ボールが「重い」という表現。不思議ですよね。

ボールの重さは約57gであり、打つ人によって変わるものではありません。

実際重いボールというのはこういうボールです。
・打球速度が速い
・スピン量が多い
すなわちボールに対して与えられたエネルギーが多いボールを「重い」ボールと表現しているんですね。

ボールにエネルギーを与えるのは?
そうラケットとそのラケットを振る我々プレイヤーです。

すなわちコーチは
「ラケットを早く振って打球速度を上げて、スピン量も増やして!」
というアドバイスをしていることになりますね。

そんなアドバイスされて上手くなれるなら、苦労しないですよね(^^;

体重をかける=スイング方向に重心を移動する

ラケットのスイングが100km/hだとして、スイング方向に20km/h進みながらボールを打てば、
120km/hのスイングでボールにエネルギーを与えたことになります。

逆にスイングと逆方向に20km/h進みながらボールを打てば、80km/hのスイングでボールに
エネルギーを与えたことになります。

このスイング40km/h差がボールの質に大きな影響を与えることになります。

フォームは人によって違いますが、少なからず後足から前足への体重(重心)移動があると思います。
この体重(重心)移動を大切にしましょうね!というアドバイスだったわけですね。

まとめ

体重(重心)移動を意識するのは難しいと思いますが、意味が分かれば意識はできますよね。

人によって打ち方が違うので、こうするのが正しい!とは言えませんが、少なくとも体重(重心)移動
がスイング方向と逆にならないことが大切だ。ということは断言できます。

コーチからアドバイスを受けた時は、「あ、逆向きに体重(重心)移動してたんだ」と思って意識
してみましょう。

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