【初心者向け】「腰を回す」ってどういうこと?

テニス

皆さんこんにちは。YUKIの飼い主です。

今日から「コーチのアドバイス解説シリーズ」を作りたいと思います。

コーチのアドバイスでよく分からなかった言葉ありませんか?
コーチはデモンストレーションしてくれますが、コーチの動きを見ても理解できない事
ありますよね?

そんな「よく分からないアドバイス」を理解できるよう細分化して解説するのがこのシリーズ
です。

あくまでも私の意見が入りますので、もしかしたらアドバイスのニュアンスが違うこともあるかも
知れませんが、そこはご容赦ください。

アドバイス「腰を回して」

ストロークを打つ際「腰を回して」といったアドバイスされたことあると思います。

まぁ要するに手だけでラケットを振らないで。ということなんですが、この一言だけで
理解できますか?

まず、大前提として腰は回りません!

どういうこと?
だってコーチは腰を回せって言いますよ?
順を追って説明していきますね。

皆さん足を肩幅に開いて、膝を伸ばした状態で立ってみてください。
次に腰に手を当てて、「足を動かさずに」おへそを左右に向けてみてください。

いかがですか?できましたか?

できないと思います。だって人間の体はその部分が動くようにできていないのですから。
(できた方いらっしゃったらすみません。大多数の方ということでご容赦ください)

ではコーチが言う「腰を回す」ってどういうことなのか?

結論から言うと、おへその向きをスイングと一緒に変えようってことです。

そして、おへその向きを変えるのは、腰より下の部分の動きが大変重要です。

特に重要なのは「股関節」ですね。

この股関節を意識してもらうために、次のような動きをしてみてください。

足を肩幅に開いて、膝を軽く曲げて立ってください。
おへそを真下に向ける様、お辞儀をしてみて下さい。
お辞儀をした時、曲がっている部分。そこが股関節です。

股関節の位置が確認できましたか?
次は股関節を意識しながらおへその向きを左右に振ってみましょう。

足を肩幅に開いて、膝を軽く曲げて立ってください。この時つま先も逆向きのハの字になる様開いて
下さい。
おへその向きを、ラケット1本分前の地面に向けるよう、股関節を曲げてください。
(実際にラケットを地面に置いてやってもらえるとイメージしやすいと思います。)
この状態で、右足1本で立ってみてください。
→左足を上げるだけだとバランスできないので、重心を右足の真上に持ってきてください
 →おへその向きは自然と右足のつま先と同じ向きになったと思います。
次に足を入れ替えて左足1本で立ってみてください。
→元の左足の位置、向きのまま入れ替えてみてください。右足同様重心も左足の上に移動してください。
 →おへその向きは左足のつま先と同じ向きになったと思ます。

この動きがおへその向きを変えるということです。

この動きを自分のスイングに合わせて足の角度を調整したり、スタンスを変えたりして
取り入れることができれば、「腰を回す」打ち方を習得できたことになります。

決してコーチに「腰を回して」と言われただけでは理解できませんよね(^^;

いかがでしたか?
一言「腰を回す」で理解できる人もいるかもしれませんが、本当に初心者の方には
理解できない事の方が多いと思います。
この記事をよんで、少しでもイメージが付けば幸いです。

腰を回して打つことは本当に大切なことです。
ボールの威力も上がりますし、腕への負担も減ることになります。
その分下半身を使うことになりますが、全身を使って打つことで怪我の予防にも
繋がります。

ひとりひとり骨格が違うので、こういうフォームが良い!と断言することはできませんが、
腕や手のみの局所でボールを打つよりも全身を使って打つ方が良い!というのは断言できます。

コーチのアドバイスを正しく理解して、よりよいテニスライフをお過ごしください。

ではでは。

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