【中級者向け】サーブの打ち方~見た目と現実の違いについて~

テニス

皆さんこんにちは。YUKIの飼い主です。

プロのサーブを見ていると、サーブは上から叩きつけて(上から下に振って)いるように見えますよね?

でも実際サーブは下から上に打たないと入りません。
なぜなら上からたたきつけようと思うと、3mくらいの位置から打たなければ理論上入らないからです。

すなわち、アメリカのジョン・イズナー選手でも微妙にしたから上に振っているということですね。

身長が2mオーバーの選手ですらそうなのですから、われわれ日本人(30~39歳 平均身長は男性 171.5㎝ 女性 158.2cmらしいです 私は平均身長以下です・・・)は間違いなく下から上に
打たないといけません。

では、どうやって打つのがいいのか?

個人的に一番理にかなったことを言っているなーと思ったのはスタテニさんの「永久保存 完全版 スライスサーブ」です。

あくまでも鈴木貴男プロの打ち方を解説している動画ですが、大変参考になります。

この打ち方をマスターできれば、鈴木貴男プロと同じサーブを打てることになりますが
それは難しいでしょう。
動画の中ですごくいいこと言ってました。
「あくまでも成功体験をお伝えしているだけ」
全く同じことができるようになる必要はないのです。
大事なポイントを押さえて、自分のテニスに組み込むことが、上達する方法です。
テニスは人それぞれ、似ていることはあっても唯一無二なんですから。

私個人としては、この動画を見て、サーブの大事なポイントは以下の点だと考えています。
1.スイング方向は、ボールの真後ろから2時の方向へ
2.ラケットのど真ん中ではなく、少し内側に当てる
 →ラケットを振る方向とは違う方向にボールが飛ぶ(右に振って左に飛ばす)
 →回転がかかりつつスピードが落ちない。

上記2点を達成するために、グリップやトスについて解説していると考えています。
手の動かし方としては、プロネーションを意識できている必要はありますが。

この動画はスライスサーブについて解説していますが、これがスピンサーブやトップスライスに
なっても原理は同じです。
スイング方向が変わるだけですね。
(スピンサーブ)
1.スイング方向は、ボールの7時方向から真ん中へ
2.ラケットのど真ん中ではなく、少し内側に当てる
 →ラケットを振る方向とは違う方向にボールが飛ぶ(上に振って前に飛ばす)
 →トップスピンがかかりつつ、前に飛ぶ。(弾道は高い方が、地面に着いた後も高く跳ねる)
(トップスライスサーブ)
1.スイング方向は、ボールの真ん中から1時の方向へ
2.ラケットのど真ん中で当てる
 →ラケットを振る方向とは違う方向にボールが飛ぶ(斜め上に振って前に飛ばす)
 →斜めに回転がかかりつつ、前に速い球が飛ぶ。(斜め回転である程度落ちるし、球速も
  維持できる)

さて、この動画の中で一番理解しにくい点はラケットを振った方向とボールが飛んだ方向が違う
事だと思います。
このイメージがすべてのショットに通じるのですが、一番簡単にイメージできるのは、「ラケットを
斜めに構えたボールつき」です。

~ラケットを斜めに構えたボールつきの方法~
①ラケット面を地面に対して45°で持つ。(持ちやすいグリップで持ってください)
②この状態でラケットを上下(地面に対して垂直方向)に動かしながらボールをつく
 →回転がかかりつつ、ラケット面が向いている方向にボールが飛んでいくはずです

ゆっくり振るほどラケット面が向いている方向に飛びます。
速く振れば、スイング方向に近い方向へ飛びます。

この感覚を掴んでいただきたい!!
これをサーブで実践しているわけですね。

サーブだけでなく、ストロークやボレーも同じ原理なんです。

この感覚をつかんでから、もう一度動画を見てみてください。
鈴木プロが解説しているサーブに限りなく近いサーブが打てるようになるはずです。

皆様のテニスに活かすことができれば幸いです。
ではではー

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