【中級者向け】試合に勝つために速い球は必要?

テニス

みなさんこんにちは。YUKIの飼い主です。

テニスの試合に出て、速い球でバーン!とエースを取ると気持ちいいですよね!!

でも負ける時は自滅してしまう・・・。

そんな方に向けて、速い球の必要性について少し意見を述べさせていただければと
思います。
少しでも共感できる部分があれば、参考にして頂ければ幸いです。

テニスは確率のスポーツ

「テニスは確率のスポーツ」という言葉を聞いたことありませんか?

私はテニスの王子様世代なので、乾貞治先輩が「○○を打つ確率…90%…」とか
言ってたセリフが印象に残っています。

皆さん自分のショットが何%の確率で思った通りの場所に入るか意識したことありますか?

例えば、球出しでサービスライン辺りにフォアハンド側へチャンスボールが出てきたとします。
これをクロスへ打ち込む(自分の中で80%以上の力で)とき、10本中何本成功しますか?
また、チャンスボールをストレートに打ち込む場合はどうでしょうか?

このショットが入る確率を意識すること。これが確率のスポーツと言われる所以だと考えています。
(あくまでも私見ですが)

練習するときは、この確率が上がるよう意識して練習するべきだと思いますし、試合では相手の
ショットの確率も意識してプレーする必要があります。

速い球の確率は?

さて、皆さん同じコースに速い球と遅い球を打つとき、どちらがコートに収まる確率が高いですか?
また、どちらがエースになる確率が高いですか?

コートに収まる確率は、遅い球の方が高いとおもいます。

エースになる確率が高いのは、速い球の方が高いと思います。

ここを意識できるかどうかが、大事なポイントだと思います。

今、打とうとしているボールが50%の確率でコートに収まり、50%の確率でエースになるなら、
それは適正なリスクを取ることができているでしょうか?

テニスにおいてサーバーが有利なのは、相手に影響されない唯一のショット「サーブ」を打ち、
レシーバーにリスクを負わせることができるからです。
(ダブルフォルトはだめですよ)

レシーブですべてエースを取るなんて、ものすごく確率の低いプレーですし、サーブが良ければ
レシーバーが有利に立つショットを打つこと自体リスクの高い行為です。

リスクとリターン、これが吊り合うのかどうかが大事なポイントです!
(資産運用や投資も同じですよね!)

51%以上ポイントを取れば勝てる!

ほとんどの草トーが1セットマッチだと思いますが、1セットマッチに限りこの「51%以上ポイント
を取れば勝てる」という真理が成立します。

3(5)セットマッチでも、1セットごとに考えれば同じですが。

当然のことを言っているようですが、逆に言うと相手より多くポイントを獲得しないと勝てないって
事です。
とても大事なことです。

あとはどうやって相手より多くポイントを取るか。ですね。

速い球が必要かどうか?

皆さんお待たせしました。

今日の結論ですが、速い球は「打たなくてもポイントを取れるのであれば不要、打たないとポイントを
取れないのであれば必要」です。
ただし、打てるのと打てないのでは間違いなく打てる方がいいです。

何のために速い球を打つのか、それを意識してプレーできることが大切です。

皆さんの周りにもひたすらボールをつないで、全く攻めないけど強い人いますよね?

そういう人はひたすら相手にリスクを負ってもらって、ボールを返し続けてポイントを取っています。
理にかなったプレーですね。

攻めないテニスなんて…と考える人もいると思いますが、テニスの試合においてはポイントを取る
ことが全てです!

マインドセットを変えて、ポイントを取るためにどうすればいいのかを意識しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

大切なのはリスクとリターンの関係です。
とはいえリターンはいつでも1ポイントです。
40-15の1ポイントと15-40の1ポイントの価値は違いますけどね。

どんな場面でもリスクとリターンを意識して、試合を楽しんでもらえればと思います。

ではでは。

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